基本的な質問かもしれませんが、局所麻酔とはどんな麻酔でしょうか?

小手術に用いられる局所的(身体の一部分)な麻酔方法。歯科治療において、歯茎などに注射する麻酔です。部分麻酔とも呼ばれますが、正しくは局所麻酔といいます。

局所麻酔(きょくしょますい、英: local anesthesia)とは意識消失を伴わずに部分的に除痛を行う麻酔である(意識消失を伴う麻酔は全身麻酔という)。主に、侵襲性の低い手術や簡単な救急処置、周術期の全身麻酔と併用した鎮痛目的などで用いられる。

wikipedia:局所麻酔より抜粋

局所麻酔にも、「表面麻酔法」「浸潤麻酔法」「伝播麻酔法」があります。

簡単に解説しますと、表面麻酔法は、歯医者さんで、麻酔注射の前に、歯茎に塗られる麻酔です。歯石除去の治療にも使用されます。

浸潤麻酔法は、歯茎に注射する麻酔です。伝播麻酔法は、奥歯に麻酔をする際に注射する麻酔で、口の中の広範囲に麻酔がかかります。

 

「表面麻酔法」「浸潤麻酔法」「伝播麻酔法」について(以下は抜粋)

表明麻酔法:麻酔薬を歯茎(正式には歯肉と呼びます)に塗って表面の感覚を麻痺させる方法です。 浸潤麻酔法:痛みをとりたい部分の歯肉に麻酔薬を注射する、いわゆる歯科の麻酔です。

伝播麻酔法:脳から出た神経が下顎に向かう途中に麻酔薬を作用させることで、口唇や舌を含む広い範囲によく効く麻酔が得られるのです。

歯科治療の麻酔:局所麻酔より抜粋

医療情報監修:南雲 祐二 / 東京無痛歯科センター