即時荷重インプラントとは、どういったインプラント治療なのでしょうか?

一度の治療で、抜歯からインプラントの埋め込み、仮歯まで設置できる治療をそう呼んでいます。特に、歯茎の切開部分を小さくする事で、低侵襲(身体への負担が小さい)な歯科治療になります。

まだ、最新の歯科インプラントの方法なので、実施できる歯科医院が限定されますが、

即時荷重研究会 入会のご案内

近年、インプラント治療においてより安全でより低侵襲な治療を心掛ける歯科医師が増えてまいりました。

また、さらには患者のQOL の向上をはかるうえで即時荷重を行い、患者により寄り添う治療を提唱されておられる歯科医師もおられます。

このたび、即時荷重に関する最新情報や専門知識を共有することを目的に「即時荷重研究会」を発足する運びとなりました。

定期的に研究会・講演会・講習会を開催し、日本における技術の普及と人材の育成に努めたいと考えております。

即時荷重研究会 入会のご案内より抜粋

上記のような即時荷重インプラントの研究会も発足しているようです。

通常のインプラントとの違いは、インプラントの埋め込みと同時に、仮歯を固定させる事ができる点です。通常のインプラントですと、仮歯は、両方の歯にブリッジする形ですので、どうしても見た目などは治療中の感じが残ります。

同時に、即時荷重のインプラントは、即日、仮歯を設置する為に、歯茎などへの負担を減らす事が重要になってきます。その為、歯茎の切開部分もなるべく小さくして、身体への負担を低く(医学的には低侵襲と呼んでいます)する治療スタイルが取られます。

 

医療情報監修:松元 教貢 / 松元教貢歯科医院(大森:東京)