サイトカインの意味や働きFAQ

サイトカインの意味、働きがわからないです。

先日、免疫学でサイトカインとは細胞同士が情報を伝えるために分泌する物質の総称だと教わりました。この説明ではサイトカインの意味がよくわからなかったのでどなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか?

サイトカインとは情報伝達物質で、微量で免疫細胞が動き出すシグナルになります。 主に「細胞の分化増殖・細胞死・創傷治癒」などに関係する物質です。サイトカインは分泌する目的によって性質が変化します。

例えば白血球が他の白血球を呼び寄せるときに分泌するサイトカインを「ケモカイン」と呼んだり、ウイルスの増殖を阻害したり細胞増殖を阻害するものは「インターフェロン」と言います。

他には上記の「細胞死」を起こすサイトカインもあり、これを腫瘍壊死因子と言います。主にマクロファージという免疫細胞が固形がんに対して結合させると壊死を起こさせます。

要するに細胞を動かすための鍵みたいなものです。

サイトカイン(cytokine) とは、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、標的細胞は特定されない情報伝達をするものをいう。多くの種類があるが特に免疫、炎症に関係したものが多い。また細胞の増殖、分化、細胞死、あるいは創傷治癒などに関係するものがある。

ホルモンと似ているが、ホルモンは分泌する臓器があり、比較的低分子のペプチドが多い。しかし、サイトカインとホルモンは、はっきりとした区別があるものではなく、エリスロポエチン (erythropoietin) やレプチン (leptin) など両方に分類されることがある。また、リンパ球に由来するサイトカインを、リンフォカイン (lymphokine) ということが多い。一部は医薬品として用いられている。

wikipedia:サイトカインより抜粋

wikiでは、サイトカインとホルモンの分類について、上記のように「はっきりとした区別があるものではなく」としていまして、

サイトインは細胞から、ホルモンは臓器から分泌されるというのが一つの分類です。

エリスロポイエチンは腎臓のどこで産生されているのかわからず近年、尿細管間質細胞から分泌されていることがわかりました。

エリスロポイエチンは臓器、細胞ともに分泌しているととらえるこができるため両者の区別はしにくいと思います。

Yahoo!知恵袋:ホルモンとサイトカインの区別についてより抜粋

上記Yahoo!知恵袋の回答も、「サイトインは細胞から、ホルモンは臓器から分泌されるというのが一つの分類です。」としています。ただ、この知恵袋のテーマでもある「エリスロポイエチン」は、サイトカイン製剤とされながら、尿細管間質細胞から分泌されていることが近年判明し、臓器と細胞ともに分泌していると考えられるので、

エリスロポエチン(英語: Erythropoietin; 略称: EPO)とは、赤血球の産生を促進する造血因子の一つ(ホルモンともサイトカインとも)。

wikipedia:エリスロポエチンより抜粋

エリスロポエチンに関しては、ホルモンとサイトカインの区別はしにくいとしています。

 

歯周病に関連するサイトカインとして、炎症反応を促進する作用のある炎症性サイトカインがあります。身体の中に炎症が起きると、その炎症を強めることで、周りの抗炎症性サイトカインに知らせ炎症を沈静化するメカニズムが働いています。

この炎症性と抗炎症性のサイトカインがバランス良く機能することで、身体の炎症を素早く察知して沈静化させることができます。バランスが崩れると、炎症の悪化、機能障害、細胞組織の破壊の原因となってしまう事があります。

つまり、

歯周病炎症は炎症性サイトカインが過剰に産生され、過剰に産生された炎症性サイトカインは、歯肉線維芽細胞や破骨細胞を活性化します。活性化された歯肉線維芽細胞はコラーゲナーゼを産生し、歯肉組織を破壊します。活性化された破骨細胞は歯槽骨の吸収を開始します。

岡山大学:炎症性サイトカインより抜粋

これらの炎症性サイトカインの影響が歯周病の炎症になっているとされています。

医療情報監修:若林健史

 

 

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