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ミュータンス菌とは、どんな菌なのでしょうか?特に、大人から子供への感染,増やさない為の注意点が気になります。

ミュータンス菌は、虫歯菌とも呼ばれていて、いわゆる虫歯の元になる菌の一つです。ショ糖(お砂糖の主成分)を分解して歯垢をつくり、歯の表面に付着し、ミュータンス菌がさらに増殖します。 そして、ミュータンス菌によって作り出された酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし、歯をスカスカにしてしまい、この状態進んで穴が空いてしまう虫歯となります。

元々、ヒトの口腔内に最初からミュータンス菌が存在しているのではなく、多くは口移しや食器の共有によって人から感染します。

スクロースを基質として、グルコシルトランスフェラーゼ(英語版)によりグルカンを産生する。このグルカンにより、菌は歯の平滑面に対しても強い付着能を有し、プラークを形成させる。

スクロースやマルトースなどの糖類を代謝することにより乳酸を産生する。この結果、口腔内環境は酸性(最高でpH4近く)になり、エナメル質の脱灰が起こる。特に、プラーク内は唾液による水素イオン指数(pH)の緩衝作用が弱いためう蝕になりやすい。

wikipedia:ストレプトコッカス・ミュータンスより抜粋

上記引用のスクロースとは、しょ糖(砂糖の主成分)のことです。

つまり、虫歯予防は、口の中に、砂糖が長時間滞在しないようにすることが重要です。一番良くないのは、砂糖を含む食品の「ダラダラ食べ」といわれる長時間口の中に砂糖を滞在させる行為です。

 

医療情報監修:坂部 潤 / キッズデンタル