本格的な無痛治療は、静脈麻酔との事ですが、多くの歯科医院での無痛治療は、どんな処置で無痛治療にしているのでしょうか?

一般的な歯科医院での「無痛治療」とは、笑気吸入鎮静法といわれる方法、または、さらに一般的な歯茎に麻酔を塗る方法や注射を行う治療も、多くの歯科医院で「無痛治療」としています。

静脈麻酔より麻酔レベルの高いの無痛治療は、全身麻酔という方法もありますが、これは大学病院など専門的な病院でのケースがほとんどです。小児歯科で、どうしても歯科治療が困難なケースで全身麻酔での歯科治療が行われる場合が多いです。

他の病気や障害、例えば高血圧や糖尿病、脳卒中、知的障害などを持っているために歯科診療に際して特別な注意が必要な患者さんに鎮静法、全身麻酔法、モニタリングなどを行い、安全な環境作りをしています。

東京医科歯科大学:歯科麻酔外来より抜粋

といったように、病気や障害があり特別な対応が必用な患者さん対して、静脈鎮静法や全身麻酔法を実施しているようです。

医療情報監修:南雲 祐二 / 東京無痛歯科センター